活用事例

当社リバースエンジニアリングの3Dスキャン、3D CADデータ加工、3Dプリンター造形、3Dモデリングデータ作成のサービスを活用した事例をご紹介します。

3D scan、3D CAD、試作品製作サービス

アルミ治具の3D図面を作成 大阪

基本情報

地域:大阪府

業種:部品メーカー

サイズ:最大150×50×30mm

材質:アルミ

納期:3D図面の作成まで6日間 (治具の製作に2週間)

納品データ形式:アルミ製の治具

大阪府の部品メーカー様より、「アルミ治具の3D図面を作成してほしいです」と、ご依頼をいただきました。

 

今回お客様が「3D図面化してもらいたい」と仰られたのは、製造された部品がベルトコンベアの上を流れていくところに付いている、部品の流れを調整するためのアルミ製の治具です。

長く使われたアルミ治具は劣化していて、いつ不具合が出てもおかしくなかった

打ち合わせのためにお客様の会社まで赴き、3D図面化の対象となるアルミ治具を見せていただいたところ、「もともとはこういう形だったんだろうな」と推測される形状からは、大きく変形してしまっていました。

 

アルミは軽量の割に強度のある金属ではあるものの、長年使用してきた(流れていく部品に接触し続けた)ことにより、劣化してしまったのだと思います。

 

お客様は、「今のところは、まったく問題なく治具として使えていますが、急に不具合が出てしまったときに、設計図が無いと困ります。だから、あらかじめ3Dの図面を持っておきたいです」と仰られていました。

 

同じような理由で、「図面のない治具の、3D図面を作成したい」と、弊社までお問い合わせいただくケースが多いです。

スキャンデータを参考に、部品をスムーズに流せる形状に調整したアルミ治具の3D図面が完成

アルミ製治具をどのように3D図面化するのかについて、お客様と打ち合わせをしていると、現物の治具の問題点が、多く出てきました。

 

お客様からは、「長年部品の流れを調整してきた摩耗による、治具の凹みやこすれが気になります。なので、現物そっくりの3D図面ではなく、凹みやこすれを修正した3D図面が欲しいです」とご要望がありました。

 

それから実際に、3Dスキャンからリバースモデリングの作業を行いました。モデリングの段階で、お客様からご指定があったように、アルミ治具の凹みやこすれを、真っすぐキレイに修正しています。

 

また、リバースモデリング後の3D図面を、お客様に確認していただいたところ、「治具の上面を、もう1mmほどど高くしてもらえませんか?」と、ご要望がありました。

弊社での修正が可能な範囲でしたので、治具の上面を1mm高くし、最終形状のモデリングデータを納品しました。

 

実は、現在使用している治具は、生産ラインに取り付ける前に、手作業で削るなどの微調整を必要としたそうです。

今回は、その微調整の手間を省くために、3D図面化までの段階で先に細かく調整を行い、より治具として機能しやすい形状の治具が製作できるようにしました。

3D図面の納品後、アルミ治具の製作も追加受注

アルミ製治具の3D図面の納品後、「切削加工も出来るのでしたら、予備の治具の製作もお願いしたいです」と、治具の製作についても、追加でご依頼いただきました。

 

製作したアルミ治具は、6種類×2セット(計12個)です。

流れていく部品に接触する際の、摩耗に強い治具にするため、アルミ表面に硬質アルマイト加工処理を施しています。

※硬質アルマイト加工処理は、耐摩耗性に優れた、メッキ加工処理のことです。

 

お客様は、新しいアルミ製治具の仕上がりを、とても気に入ってくださりました!

今回のケースのように、水谷製作所では、現物のこすれや凹みが修正された状態の3D図面作成にも、可能な範囲で対応します。

(※その後の製作についてご相談も、喜んで承っています)

 

アルミ製治具の3D図面の作成なら、水谷製作所まで!

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