活用事例

当社リバースエンジニアリングの3Dスキャン、3D CADデータ加工、3Dプリンター造形、3Dモデリングデータ作成のサービスを活用した事例をご紹介します。

3D scan、3D CAD

樹脂容器サンプルを販売のために3DCADデータ化

基本情報

地域:埼玉県

業種:容器メーカー

サイズ:約40×40×60m

材質:樹脂

納期:実作業2日間

納品データ形式:X_T

※画像はイメージです。

 

埼玉県にある容器メーカー様からいただいた、手加工で製作された樹脂製容器(サンプル)の3DCADデータ化の事例です。

 

容器メーカー様に、「海外で製作された容器のサンプル(モック品)なのですが、これと同じ形状・同じ容量の容器を1000個くらい量産してください」とご注文が入ったそうです。

容器は樹脂で出来ており、寸法は結構小さめ(約40×40×60mm)でした。イメージでいうとトラベル用の使い切りのシャンプーや、化粧水の試供品などを入れたりするのに使えそうなサイズ感です。

 

容器メーカー様で容器を生産するためには、作りたい容器の型を作る必要がありますが、先方様がお持ちになった容器のサンプルは手加工で作られていて、寸法・形状の詳細などが書かれた図面は残っていませんでした。

 

ノギスなど手で使う測定機器で測定が可能な形状なら、お客様の自社でサンプル容器の測定・図面化を行うそうですが、今回の容器のサンプルは、要所にカーブなどの自由曲面が多く、「自社にある測定機器を使っても、測定は不可能だろう」と判断されて、弊社までご依頼をいただきました。

 

そこで今回は、量産化に向けて金型を作るために、手作業では測定ができない樹脂容器のサンプル品を、3Dスキャナーを用いて、後からデータの編集が出来るマニュアルモデリングで3DCADデータ化しました。

細部を盛り上げるように3DCADデータを編集して納品

1通りのリバースエンジニアリング作業(3Dスキャン、3Dデータ化、マニュアルモデリングによる3DCADデータ化)が完了後、完成した3DCADデータを、お客様に確認していただきました。

 

その際、3DCADデータで容器の形状を見られたお客様から、「デザインロゴが入る部分を、ほんの少しだけ盛り上げることは出来ますか?」と、ご要望がありました。

ですので、お客様に盛り上げたい容器の部位を詳しくヒアリングして確認させていただき、弊社でご要望通りに3DCADデータを編集させていただきました。

 

その後、お客様にOKをいただいた3DCADデータを、X_T形式で納品させていただきました。

納期は、お客様への確認・データの編集込みで実作業2日間です。

 

今回は、同じ形状・同じ容量の容器を製作したいとのご依頼でしたので、容器の1部分の盛り上げ以外にデータの編集は行っていませんが、弊社で行える範囲でしたら、お客様のご要望の形状に変更もいたします。

例えば容器でしたら、取っ手をつけたりなくしたり、また形状は同じで縮小・拡大して容量を変えることもできます。

 

3Dスキャンで撮影した3Dデータを基に「こんな形にしたいな」など、何かご希望がありましたら、お気軽にご相談ください。

 

容器の3DCADデータ化なら水谷製作所まで!

一覧へ戻る
お気軽に
ご相談ください
06-6782-4245