自動車部品の3Dモデリング代行 | 3Dスキャナーを活用
基本情報
地域:大阪府
業種:試作モデルメーカー
サイズ:60×30×10mm
材質:樹脂
納期:実働2日
納品データ形式:IGES、STEP
大阪の試作モデルメーカー様より、自動車部品の3Dモデリングデータ作成代行のご依頼をいただきました。
「部品そのままの形状とひとまわり大きい形状の2種類の3Dモデリングデータが欲しい!」
試作モデルメーカー様の方では、今回新しい自動車部品のカバーを試作することになったそうです。
そのためには、自動車部品の現物を3Dスキャンして、自動車部品の形状そのままのデータと、想定されるカバーの厚み分をプラスしたデータ、計2種類の3DCADデータが必要になるとのことでした。
トリミングする部分の形状は要らないことなど、真空成型のノウハウを活かした内容を提案
お客様との打ち合わせで、よく話をうかがってみると、どうやら自動車部品のカバーは真空成型で製作されるとのことでした。
当社は、リバースエンジニアリングサービス(3Dモデリングデータの作成代行もその一環)の他に、真空成型金型の製作も本業としています。
そのため、真空成型に関するノウハウも、多く蓄積されているのです。
今回、実物そのままの形状のデータだけではなく、それより1mmほど大きい形状の3Dモデリングデータを希望されていたのも、シート材料の厚みを加味したデータがほしかったからだと、すぐに理解できました。
そして、3DCADデータの作成にかかるコストの削減と、納期を短くするために、真空成型金型の作成を引き受けている当社ならではの提案をいくつかさせていただいております。
例えば、要らない形状の指摘です。
真空成型品は、成型の工程の後に、製品の不要部分を切断する”トリミング”という作業が入るのですが、このトリミングにあたり、カットされるような形状は必要ないのです。
その他にも、真空成型に必要な部分・不要な部分について、打ち合わせの段階でしっかり詰めさせていただきました。
綿密な打ち合わせの効果で3Dモデリングはスムーズに進み、納期も費用も抑えて納品
先述したように、3DCADデータ化にあたって要るところ・要らないところの形状について、かなり細かく打ち合わせをさせていただけたので、3Dモデリング自体はかなりスムーズに進みました。
2種類のデータ作成になりましたが、作業時間はお客様の想定よりも短くできましたし、その分コストも抑えることにも成功しました。
作成した3Dモデリングデータの精度にも、ご満足いただけましたので良かったです!
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