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機械の特注部品の3Dスキャン~大阪の医薬品メーカー様から~

特注部品 イメージ

基本情報

地域:
大阪府
業種:
医薬品メーカー
サイズ:
140×50×50mm
材質:
真鍮
納期:
実働3日間
納品データ形式:
IGS 、STEP、X_T

毎回特注していた部品を3Dスキャンしたい

大阪市にある某医薬品メーカー様から、ある医薬品を生産する機械に取り付けられている、製造の流れを調整するための特注部品を、3Dスキャンしてデータ化してほしいとご依頼がありました。

今までその機械部品は、何か不具合が出た時は職人さんに依頼して、その都度手やすりや樹脂盛りなどで調整していただいていたそうですが、これが意外と手間暇がかかる作業でした。

繰り返し調整・修復しても、いずれは部品が劣化して微調整では機械に対応できなくなったり、完全に部品が壊れてしまったり、また新しく同じ機械を導入して製造ラインを増やしたい時に、部品の需要もその分増えるので、これからは手加工だけの調整に頼るのは時間がかかり効率が良くないと判断されたとのことです。

そこで今回は、うまく調整できた特注部品の現物を郵送して頂き、3Dスキャンを行って、3DCADデータに変換・調整後、お客様にデータを納品させていただきました。

部品の接続部を特に正確に計測する

お客様からは、「機械部品の接続部を特に忠実に計測してほしい」とご要望がありました。このような、機械に取り付ける部品の場合は、”きちんと取り付けることが出来るかどうか”が、最優先事項です。いくらキレイにリバースモデリングが行えても、接続部の寸法が間違っていたら、機械に取り付けることが出来ず無駄になってしまいます。

今回は、3日間お時間を頂いて、接続部の複雑な曲面などを丁寧に計測させていただきました。職人さんが手加工を行っていた機械部品は、当然細かい凹凸が多かったのですが、部品の寸法が狂わない範囲で、なめらかになるように調整しています。

3Dスキャン後の計測データは、IGS 、STEP、X_Tの3種類のデータで納品し、お客様が使用されているパソコンの3DCADデータを変換・閲覧するソフトがどのような種類であっても対応できるようにしています(現在3DCADデータの変換形式は、IGS、STEP、X_Tのうちどれかであることがほとんどです)。

これで、特注部品に不具合が出て新しく部品を作りたい時も、時間をかけて計測する必要はなく、3Dスキャンしていただいた特注部品のデータを基にして、何度でも正確な同じ部品を作製することが出来ます。今回の事例のように、調整や再生産に時間がかかる複雑な形の部品は、立体の図面を作っておくと、いざというときに一安心です。

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